皆さんこんにちは。医師で投資家のジョーです。
今回は毎月行っている『順張り株式投資日記』の6月運用報告です。
今月は相変わらず日経平均株価は順調で高値を更新し続け、まさに「日本株しか勝たん!!」状態でしたね。
特に三菱商事を筆頭に商社株の勢いは本当にすごかったです(もちろん僕は保有しておりません)。
今年は日本市場の雰囲気が変わったと言っても過言ではない年ではないでしょうか。
一方マザーズ指数も5月は大きく下落したものの、日銀植田総裁の金融緩和継続・YCCの修正なしの発言を受けて一気に上昇しました。
まさに6月は大型・小型株ともに上昇しており相場環境はとても良かったのかなと個人的には認識しています。
そのような相場環境の中、僕は2023年6月末時点で葬儀会社を運営しているきずなHD(7086)とPR事業を手掛けるベクトル(6058)の2銘柄に投資しています。
この2銘柄に投資するに至った理由については以下の記事で詳しく説明しているのでよければ読んでみてください。
それでは6月の運用報告をおこなっていきます。
2023年6月の運用報告
まずは先月の運用状況です。
先月は以下の通りでした。
【2023年5月末時点】
資産総額:1,981,849円(-1%,-18,151円)
株式評価額:1,640,400円(+2.5%,+40,200円)
きずなHD(7086) 600株保有
平均取得株価1371円→1405円(+2.48%)
ベクトル(6058) 600株保有
平均取得株価1296円→1329円(+2.55%)
先月はマザーズ指数の下落ときずなHDの調整を受けて資産総額がマイ転しました。
5月は本当に辛かったです笑
6月は利益確定や損切りは行っておらず、6/21に75日移動平均線を超えたところでベクトルを追加で200株買い増ししました。
その後ベクトルは再度75日移動平均線を下回ってしまいましたが…
このベクトルの追加購入は少し反省ですね。
そして6月末日時点での運用状況は以下の通りです。
【2023年6月末時点】
資産総額:2,055,119円(+2.7%,+55,119円)
株式評価額:1,977,200円(+5.25%,+98,600円)
きずなHD(7086) 600株保有
平均取得株価1371円→1510円(+10.1%)
ベクトル(6058) 800株保有
平均取得株価1320円→1339円(+1.44%)
なんとか総資産をプラスに戻すことができました。
ただ今月はマザーズ指数はそれ以上にあげているので指標には負けてます。
まだまだ実力が足りないですね。痛感させられました。
今月はきずなHDの株価が改善してきたことが上昇の要因でした。
ただベクトルに関してはなかなな上昇していないのはもちろんですが、やはり買い増しタイミングは悪かったと反省しています。
チャートの確認と損切りラインの設定
それではきずなHDとベクトルの日足チャートを確認します。
まずはきずなHDからです。
(引用:株探、きずなHD日足チャート)
5月はきずなHDがかなり売り込まれましたが、6/1の株価1332円を底に再度上昇に転じております。
現在株価は25・75・200日すべての移動平均線の上にあり、移動平均線も上向きなのでチャート的には強い形です(直近高値を超えてくれるとさらにいいのですが)。
きずなHDは7/14に本決算を迎える予定なので、おそらくその決算で全ての決着がつくと思います。
決算内容が良ければ4/16の高値を超えてもう一段上の上昇トレンドを形成すると思うので利益確定を考慮します。
決算内容が悪ければトレンド終了になるのでその時は損切りですね。
きずなHDは月次報告を出しており、6月の月次も特に問題なく通過しています。
よって今期の決算自体はほぼ問題ないでしょう。
注目は来期の会社予想数字次第かなと個人的には認識しています。
次にベクトルの日足チャートです。
(引用:株探、ベクトル日足チャート)
ベクトルは完全に200日移動平均線と75日移動平均線の間のレンジ相場状態となっています。
(このことからも75日移動平均線付近で買い増ししたのは完全にやらかしました笑)
それにしても弱いですね。
特に75日移動平均線が下向きになってきているのが不気味です。
業績自体は特に変化なしです。
ベクトルもきずなHDと同様に7/14に第1四半期決算があるので、その結果次第で大きく動く可能性はあります。
ただベクトルに関しては仮に損切りラインに達していなくても、次回75日移動平均線に反発されるようなら撤退することも考えます(時間効率が悪いので)。
ただ決算後に大きく75日移動平均線を超えるようならその後の上昇も期待できるのでまずは決算の内容を待ちたいと思います。
では最後に損切りラインの再設定です。
きずなHDは75日移動平均線より下でかつ6/1の安値1332円より下の1331円を損切りラインとします。
ベクトルの損切りラインは200日移動平均線を指標にしていたので200日移動平均線よりも下で、かつ5/24の安値1260円より下の1259円を新たに損切りラインに設定します。
2023年上半期の振り返りとまとめ
今年もすでに半年が過ぎました。
本当に1年は早いですね。
最後にこの上半期における『順張り株式投資日記』の総括をします。
今年の1月からこのブログを始めて現在リターンはプラスではあるものの、目標としている年利20%達成にはまだ程遠い状況です。
さらにはインデックス指標にも負けているので正直全く満足しておりません。
損切りはしっかり行えているので1銘柄で大きな損失が発生していないのは評価できる点ですが、やはり僕がもっと改善しなければいけないのは『利益確定の判断』に尽きると思います。
振り返れば年初に投資したブラス(2424)や現在保有を継続しているきずなHD(7086)に至っては20%以上の含み益を得ることができている時期もありました。
きずなHDに至ってはストップ高にもなってます。
このように短期で大きく上昇した際の利益確定の必要性は特に短中期目線の順張り投資では必要であることを認識されられました。
この順張り株式投資日記はあくまで短中期目線でテクニカル指標を売買判断とする投資手法になるので、やはりチャート上で買われすぎのサインが出た際は少なくとも一部利確を検討する必要があると実感しています。
下半期は利益確定の判断としてRSIやボリンジャーバンドなどの『買われすぎのサイン』を参考にして売買判断を行いたいと思います。
7月は保有している2銘柄の決算もあるので、もし決算後に短期間で上昇した際には強欲にならず適時利益確定をおこなっていきたいです。
『売り時は買い時よりも難しい』
本当にその通りだと痛感させられた上半期でした。
7月からは下半期ですが引き続き年利20%を目標に上半期の反省を活かしながらトレードを続けていきたいと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【2023年6月末時点】
資産総額:2,055,119円(+2.7%,+55,119円)
株式評価額:1,977,200円(+5.25%,+98,600円)