株式投資日記

『順張り株式投資日記』総合保障サービス会社に新規投資しました!

皆さんこんにちは。医師で投資家のジョーです。

2023年より順張りのみで株価のトレンドに沿ったトレードを開始し、その記録をつける目的で『順張り株式投資日記』を始めました。

年利20%を目標に企業業績・チャートで短中期目線で売買を判断しております。

『順張り株式投資日記』を始めた経緯や売買判断、運用方法については以下の記事を参照ください。

『元本200万からの順張り株式投資日記始めました!』
https://drjoe-blog.com/stockdiary1/

前回ウエディング銘柄であるブラス(2424)に投資したことをお話しましたが、今回さらに投資基準に該当した銘柄があったため、新規購入しました。

今回購入した銘柄はイントラスト(7191)です。

「??そんな会社聞いたことないんだけど(笑)」

と突っ込みを入れてくる読者の方が大半だと思うので今回はイントラスト(7191)に投資をすることにした理由についてお話していきます。

ではよろしくお願いします。

イントラスト(7191)の事業内容と業績

イントラスト(7191)は東証プライム市場に上場している時価総額200憶円ほどの会社で事業内容は家賃滞納保障や医療介護保障などを手掛けている総合保障サービス会社です。

賃貸住宅の新規着工件数が底堅い動きをしている中、家賃債務保証の新規契約数が伸びており順調に業績を伸ばしています。

以下がイントラストの近年の業績推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

見ての通り例年増収増益を達成しており、成長が続いていることが確認できます。

2023年度の業績予想は一度上方修正されており、売上高62憶(前年比+23%)、営業利益15.3億円(前年比+29.2%)と共に20%以上の増収増益予想となっています。

さらに最新の第3四半期決算で経常利益ベースでの進捗率が79%であるため、次回本決算の業績予想を上振れる可能性も期待できます。

さらに以下の表が会社四季報に掲示されているイントラストの今期来期の業績予想です。

今期だけでなく来期も2桁増収増益でEPSも拡大していく予想となっています。
さらに営業利益率が25%とかなり高い点も評価できます。

では次にこれらの指標をもとに理論株価の算出を行います。

イントラストの理論株価

まずは現在のイントラストの株価情報がこちらです。

(2023/2/6執筆時点での情報です)

  • 株価:934円
  • PER:21.9倍
  • PBR:4.27倍
  • 時価総額:209億円

PERとPBRを見る限り割安感はあまりないと思われた方が多いと思います。

ではこの値を踏まえたうえで四季報の業績予想と過去のPERの水準から理論株価を算出していきたいと思います。

なお理論株価算出の詳しい説明は以下の記事をご覧ください!

『理論株価の算出方法①、➁』

https://drjoe-blog.com/stock-study1/

 https://drjoe-blog.com/stock-study2/

四季報予想と過去の会社決算情報をもとに算出した数値が以下の通りとなります。

  • 予想EPS(今期来期予想EPSの平均):52円
  • 予想増益率(今期来季増益率の平均):30%
  • PER①(過去の高値PER):28倍
  • PER➁(増益率から算出、基準PER12):21倍

よって理論株価は以下の通りとなります。

理論株価①:52×28=1456円
理論株価➁:52×21=1092円

現在の株価が934円なので年利20%とした場合理論株価➁は少し物足りない気がします。

ただ先ほど述べたように上方修正のカタリストの可能性があることや、次回本決算となるので今期の決算予想はすでに株価に織り込まれていると考えることもできます。

もし再来年期の業績を織り込みに行くとすると予想PERはさらに1.3倍(30%増益予想としたと仮定)となるので27.3倍となり理論株価➁が1419円となるので更なる株価上昇は期待できると判断しました。

エントリータイミング、損切りラインの設定

チャートで上昇トレンドの確認

では一番大事なチャートを見いていきましょう。

まずは週足です。

(引用:株探)

2022年5月を底に現在上昇トレンドを維持しております。

次に日足です。

(引用:株探)

こちらも強い上昇トレンドを形成しています。25日・75日・200日移動平均線がすべて上昇しておりその上にローソク足があります。

このようなチャート形状を『パーフェクトオーダー』と言い、強い上昇トレンドが形成されていることを意味します。

以上のことから業績面・チャート形状共に投資基準に該当したため、イントラストに投資することを決断しました。

エントリータイミングと損切りラインの設定

最後にイントラストの取得単価と損切りライン設定についてです。

エントリータイミングについては本来日足チャートの25日移動平均線付近で行いたかったですが、第3四半期決算が1/27と迫っており業績推移から決算発表後に株価が上振れると予想していたため、決算発表日である1/27に取得単価863円で1100株購入しました。

基本的には決算発表直後に株価は上にも下にも大きく動く可能性があるため決算直前に株を購入するのはリスクが大きいです。
あまりお勧めできませんが、今回は自信があったためエントリーしました。

以下がマネックス証券の口座情報です。

今回は決算発表日にエントリーして取引時間終了後に決算発表がありました。
結果は予想通りの好決算であったため、翌日以降株価は上昇しました(2/6時点で株価934円)。

よって今回の損切りラインは取得単価の863円とします。
株式投資は勝つ以上に負けないことが大事なので(笑)

ただ今後株価が上昇トレンドを維持できれば必然的に25日移動平均線も上昇するため最終的には25日移動平均線を目安に今後損切りラインを上げていく予定です。

イントラストは次回(おそらく5月)に1年の集大成である本決算を迎えること、また少額ですが3月まで保有すると配当金が支払われることから、損切りラインまで株価が下がらない限りは次回の決算までは保有を継続する予定です。

まとめ

今回は『順張り株式投資日記』で新規購入したイントラスト(7191)についてお話ししました。

前回のブラス(2424)と今回のイントラストに投資したことで元本200万円はほぼフルインベストメント状態となりました(笑)

今後はこの2銘柄の株価を追いながら適切な売り時を判断していこうと思います。

そして早くも新年から1か月が経過したので、次回は1月の順張り投資日記の投資成果を報告したいと思います!

次回もぜひ読んでください!

ではまた!